古本せどり

せどり初心者必見!古物商許可の申請方法

 

今回は、「古物商許可の申請方法」についてお話します。

私は、個人営業を行っていますので、『個人の場合』の申請方法をお伝えします。

 

「転売・せどり」を始める方に、ほぼ必須とされる「古物商許可証」ですが、

許可に対する試験等はなく、書類を揃えて申請すれば誰でも許可が得られます。

 

①まず、初めに最寄の警察署に連絡を取りましょう。

前回にお話ししたように、古物商許可を得た者は、古物営業法に則って、営業を行います。

古物営業法の主目的は、「盗品等の売買の防止、被害品の早期発見により窃盗その他の犯罪を防止する」でしたよね。

  

前回のお話は、こちらをご覧ください。

副業「転売・せどり」 古物商許可①

 

 

したがって、古物商許可証の申請は、警察署の管轄となります。

自分の営業所の所在地を管轄する警察署へ連絡します。

警察署へは、「古物商許可申請をしたいのですが。」と伝えれば、担当の警察官へ取り次いでいただけます。

 

これは私のケースで、最寄の警察署に連絡をしたのですが、

古物商許可担当の方は、1名で、かなり多忙のようでした。1人ですべての古物申請を担当されていましたので、

「不在にしている時もありますから、必ずアポイントメントを取って来てください。」と、言われていました。

 

このようなケースもあるので、日程に余裕を持って、調整されることをおススメします。

 

 

②次に、警察署へ訪問します。

 

日程が決まれば、警察署を訪問します。

訪問に際して、特別な準備は要りませんが、必要書類の説明をしていただけるので、筆記用具を持参されると良いでしょう。

 

私の場合だと、生活安全課の警察官が対応してくださいました。これは、各都道府県によっても異なるみたいですので、日程調整の際にご確認ください。

 

古物商許可申請の書類については、警視庁や各都道府県警のホームページからダウンロードできるようですが、

私が警察署を訪問した時は、担当警察官がすべての書類を用意していてくださいました。

 

書類のダウンロードが必要かどうかについても、日程調整時に併せて確認しておくと良いでしょう。

 

以下は、『個人の場合』における古物商許可申請書の書類一覧です。

1.最近5年間の略歴を記載した書面

2.住民票の写し

3.成年被後見人等に該当しない旨の登記事項証明書

4.市町村長の証明書

5.誓約書

6.(管理者としての)誓約書

7.ホームページ利用取引を行う場合のURL使用権限を疎明する資料

8.質物保管設備の構造概要書、図面等

 

 

書類は、以上の8つになります。

 

 

③必要書類を集めていきましょう。

書類について、深堀りしながら、話を進めていきますね。

 

「1.最近5年間の略歴を記載した書面」いわゆる履歴書です。

履歴書を書くように記載していただければ、オッケーです。難易度は簡単です。

 

「2.住民票の写し」も、所在地の住民票の写しを提出するだけですので、難易度は簡単です。

 

 

「3.成年被後見人等に該当しない旨の登記事項証明書」は急に取得難易度が上がります。難易度「難関」です。

「登記されていないことの証明書」とは,成年後見制度の利用者を登記(登録)している後見登記等ファイルに登記(登録)されていないことを証明するものです。

申請方法は、所定の申請用紙に必要事項を記載し,必要な添付書類と共に東京法務局後見登録課または全国の法務局・地方法務局の本局の戸籍課の窓口に直接訪れるか,

郵送(※東京法務局のみの取扱い)により請求することができます。なお,住所地,本籍地による申請窓口の制約はありません。

 

したがって、所在地の法務局の窓口まで足を運ばなければなりません。自宅から法務局まで、往復2000円。

「めっちゃ大変だー。」と思っていたのですが、妻から、絶対に郵送がいいと勧められました。

 

上記のもあるように、東京法務局のみ郵送が可能です。

 

申請書等の他に,切手を貼って,返送先を明記した返信用封筒を同封してください。所要期間は、10日程度かかりますが、法務局まで行く手間と費用を節約できますのでおススメです。

 

 

「4.市町村長の証明書」は取得難易度「最難関」です。

なぜかと言いますと、本籍地の市町村長の証明書だからです。「えー!」という感じでした。なぜ本籍地?という思いで、「面倒くさい」となってしまいそうでした。

 

「市町村長の証明書」とは、成年後見人や被保佐人、従前の例によることとされる準禁治産者、破産者で復権を得ない者に該当していないことを証明するもののことです。単なる、身分証明書ではないのでご注意ください。

 

これは、各市町村によって、請求の仕方も少し違うところがあるかもしれません。

私の場合は、現在の住まいと、本籍地が違いましたので、本籍地の市町村へ郵送にて請求しました。

「身分証明書の申請書」が本籍市町村のホームページに見当たらなかったので、

恐らく、それ(身分証明書)を申請できると思われる、「住民票等交付申請書」の、その他の欄に「身分証明書1通」と記入しました。

 

請求理由欄があれば、

「古物商許可申請において、成年後見人や被保佐人、準禁治産者、破産者に該当していないことを証明するため」

といったように書いておけばよいでしょう。

 

ちなみに、申請には、本人確認書類が必要となります。

氏名、住所が証明されている本人確認書類が添付されていない場合は、交付されません。

ですので、官公庁発行の顔写真付き本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード等)のコピーを同封しておきます。

 

さらに、交付には数百円の手数料が要ります。

私は、定額小為替(または現金書留)を用いました。手数料分の定額小為替(または現金書留)を送付してください。切手、印紙は受け付けされないことがありますので、ご注意を。

 

最後に、返信用封筒をお忘れなく入れてください。あて先、あて名を明記し、返信用切手を貼ってくださいね。

 

 

「5.誓約書」と「6.(管理者としての)誓約書」は、頂いた書類に記入すればいいだけですので、簡単です。難易度「簡単」です。

 

 

「7.ホームページ利用取引を行う場合のURL使用権限を疎明する資料」は、ホームページで利用取引をする場合に必要になる書類です。

本来なら利用するURLを記入しなければならないのですが、私のようにAmazonのプラットフォームを用いて「転売・せどり」をする場合は、記入不要です。Amazon「転売・せどり」の場合、難易度「超簡単」です。

 

 

「8.質物保管設備の構造概要書、図面等」は難易度「普通」です。

これは何のことかと言いますと、営業所の所在地地図と、営業所の登記事項証明書のことです。私の場合、古物営業でもネットビジネスですので、自宅が営業所となります。

 

したがって、自宅が分かる地図と、自宅の登記事項証明書のコピーを用意しました。

大きなコピー機がないので、近くのコンビニまで行ってコピーする等の、ひと手間がかかりますので、難易度を「普通」としています。

 

 

 

④資料が全て揃ったら、警察署に連絡をして、書類を渡しにいく日を決定し、書類を渡します。その時に、申請手数料として、19000円が必要です。

担当の警察官が全ての書類を確認してくださいます。

その際に、不備があれば、その場で、記入します。書類の欠損等がなければ、申請が受理されます。

 

ここまで辿り着くのに、およそ3週間から1カ月を要しました。

私は、副業でやろうと思っていましたので、本業の看護師の仕事から帰ってきて、せっせと準備をしておりました。

 

「うわぁー、面倒くさいなー。」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、行政書士等に申請の代行依頼すると、4万円程度かかります。

さらに、申請には手数料として、19000円が必要ですから、

全部で6万円程度もかかってしまうのです。それだけのお金があれば、商品の仕入れに使いますよね。

 

 

時間と手間はかかりますが、個人で古物商の取得は可能です。

 

費用も手数料の19000円と切手代等があれば足りますので、グッとお得です。

 

 

書類提出から、古物商許可証が届くまでおよそ40日。

書類を提出すると、担当警察官より、このように説明をされます。

この待っている間は、商売したいのを我慢して、ただひたすら耐えます。

 

 

⑥本当に40日程度で警察署から連絡が入ります。

印鑑を持って、警察署を訪問します。

なぜ印鑑が必要なのかと言いますと、

 

2018年4月17日古物営業法が改正され、4月25日に公布されました。

 

重要なことは、現在古物営業許可を受けている事業者は「主たる営業所」を定める届出をしなければなりません(2018年10月24日~施行日前日までの間)。営業所が一つしかない事業者でも届出の必要があります。届出をしなければ施行日以降は無許可営業となってしまいます。

ということで、新人古物商の私は、許可証取得に際して、「主たる営業所」を定める届出もしてきました。

 

やれやれ、やっと今日から「古物商じゃっきー誕生」と思ったその時、

 

担当警察官より、「古物商のプレートを作成して、それを玄関にでも掲げてから、営業をお願いします。」とのことでした。プレートが無いと、商売ができません。

 

早速、古物商プレートをネットでその日に注文しました。古物商プレートは1000円から3000円程度で作成できます。

 

古物商プレートは次の日に届き、晴れて「古物商」となったのでした。

 

 以上です。

副業に「転売・せどり」をお考えの方は、ぜひ参考にしていただけたら幸いです。

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