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実践で役に立つ!ロジカルシンキングを普段の会話で活かす方法「マンガでわかる 必ず伝わる!ロジカル会話術」【書評】

  • ロジカルシンキングって何?と思っている初心者の方
  • ロジカルシンキングを学んだが、他者との間で「対話」に活かしきれていない方

そんな人たちに必見の内容となっています。

今回紹介する本は『マンガでわかる 必ず伝わる!ロジカル会話術』です。

じゃっきー
本書を読めばこんなことが分かります。

本書を読めば分かること

相手に納得してもらい、分かりやすく伝える方法が学べます。

ロジカル会話術?ロジカルシンキングじゃないの?

と思う方もいらっしゃるでしょうが、これからの時代はロジカルシンキングだけでは足りないんです。

本書ではロジカル・シンキングを越えて「ロジカル・ダイアローグ:対話する能力」をしっかりと育む必要性を訴えています。

ロジカル・ダイアローグ?何だかむずかしそう。
じゃっきー
と決して臆することはありません。

マンガなので読みやすく、マンガの後に丁寧な説明がなされるので頭の中に内容がすーっと入ってくるんです

仕事で自分の意見を伝えるのに困っている方はもちろん、情報の整理方法やコミュニケーションの質を向上させてキャリアアップにつなげたい方まで、ぜひ読んでほしい本です。

本ブログを読んでいただいている皆さんの一助になれば私としては幸いです。

 

目次

 

1 著者のプロフィール

監修:船川 淳志(ふなかわ あつし)氏

慶応義塾大学法学部法律学科卒業。東芝、アリコ・ジャパン勤務の後、アメリカ国際経営大学院(サンダーバード校)にて修士号取得(MBA)。その後、米国シリコンバレーを拠点に組織コンサルタントとして活動。帰国後、グロービスのシニアマネジャーを経て、人と組織のグローバル化対応を支援するコンサルティング会社、グローバルインパクトを設立。NHK教育テレビ「実践・ビジネス英会話」の講師も務めた。

 

2 本の中身で気付きがあった箇所を紹介

1)ロジカルシンキングでは足りない?

ロジカルシンキングとは

ロジカルシンキングとはものごとを体系的に整理し、矛盾や飛躍のない筋道を立てる思考法です。

じゃっきー
もっと簡単に言いますと、複雑なものを整理して、シンプルにする考え方くらいで理解してもらうといいです。

この考え方が、今働く人たちの必須スキルらしいのです。

しかし、この必須スキルである考える力を持っているだけでは、不十分だと著者は言っています。

なぜなら、仕事では他者との対話が不可欠で相手の状況や要望をくみ取りながら、お互いの前提や目的をすり合わせていく必要があるからなんです。

ロジカルシンキングは自分ひとりの頭を論理的に鍛えることを前提としているそうです。

じゃっきー
つまり、著者は自分の中で整理して考えているだけではダメで、相手との対話(ダイアローグ)が重要なんだと語っています。

したがって、これからの時代はロジカル・シンキングを越えて、「ロジカル・ダイアローグが大切なんだ」と対話する能力をしっかりと育む必要性を訴えているんです。

 

2)しっかり情報を分けると課題が明確になる

ロジカルシンキングの必須テクニックにMECE(ミーシー)があります。

私は初めて聞いた言葉ですが、4つの英語の頭文字をつなげたものだそうです。

じゃっきー
ロジカルシンキングの必須テクニックというだけあってこのMECEの意味だけは覚えておいた方がいいと思いました。

MECEとは

MECEとは、モレなくダブリなく物事を整理することです。

なぜこの意味を覚えておいた方が良いかといいますと、何かを理解しようとしたら、まず分けることが基本となるからなんです。

例えば、2×2の表に分けることで課題を視覚的に抽出できますよね。

ここで注意して心掛けることが2点あります。

1点目・・・何かの課題に取り組むために情報を仕分けしている時に「モレもダブりもないか?」常に意識しておくことが重要です。要するに情報が網羅(もうら)できているかを気にかけておくのです。

2点目・・・分けるための切り口をいかに設定しておくかです。表の縦軸と横軸に何をもってくるかで、逆に情報が混乱する場合があるそうなのでそこは意識して設定したいですね。

私も仕事で職員の悩み等の課題が出てきた時にどのように整理したらいいのかを迷う時がありましたが、これを実践に活かして本質的な課題を抽出し、解決の糸口にしていきたいです。

 

3)相手の言葉に惑わされるな!

じゃっきー
皆さん、詭弁(きべん)という言葉をご存知ですか?

恥ずかしながら私は初めて耳にしたのですが、この内容は誰もが経験することなんです。

詭弁(きべん)とは

詭弁(きべん)とは言葉たくみに相手をまどわしたり、相手の発言をおとしめたりする、いやらしい方法。

普段でも、上司や弁論が得意なひとになんとなく説得されてしまうことってありませんか。

じゃっきー
後でふり返ってみると、「あの話って本当かな?」なんて思うことは多々あるかと思います。

詭弁がやっかいなのは、耳ざわりのいい言葉や、初めて聞く言葉、こちらがドキッとする言葉をならべて心理的なゆさぶりをかけてくるので思わず納得してしまったりするというんです。

言われてみれば私も仕事で後から思い返してはらわた煮えくり返ることがいっぱいありますね。

本書では、詭弁にたいして実践的な対策を3つ教えてくれます。

詭弁に対する3つの実践的な対策

  1. 相手の使った言葉に注意を向けること
  2. 論点が議論からずれていないかを確認すること
  3. 素朴な疑問を持ったら、気おくれすることなく相手に投げかけること
じゃっきー
1つ目は、まず相手の使った言葉に注意を向けることです。

「しょせん○○にすぎない」とか、「○○ごとき」とかこちらの発言を実際よりも弱く、小さくしていないか?という点をチェックしましょう

前述のような言葉が会話の中で出てきたら、あ!これは詭弁を使われているかもしれないと注意する必要があります。

また、「100%保証できるか?」などの表現を使っていないかチェックしましょう。

なぜなら、現実において完璧に保障できるものなんて無いからです。

詭弁を使って自分を煙にまこうとしているなと判断すべきですね。

 

じゃっきー
2つ目は、論点が議論からずれていないかを確認することです。

例えば、「いかがなものか?」という言葉を繰り返す人は、根拠を示さずに感覚的な反論をしているにすぎないそうです。

言葉たくみに論点のすり替えをしていないか気を張っておくことが大事ですね。

 

じゃっきー
3つ目は、基本姿勢として「本当にそうなの?」という素朴な疑問を持ったら、気おくれすることなく相手に投げかけることです。

「ちょっとよろしいでしょうか?」、「ちょっと確認させてください。」と断りをいれながら、質問をはさむと、話のペースをこちらが握ることができるので効果的だと言います。

 

いかがでしょうか。

相手の言葉たくみな方法に惑わされないためにも、冷静に確認しながら対処すれば良いと著者は述べています。

じゃっきー
しかし詭弁なんてものは、おそらくここで学んでいたとしても、私は不意討ちをくらうと思うんです。

気おくれするなという方がむずかしいのではないかと考えます。

そこで、実践でこれらを応用していくためには、これからの対話には相手の詭弁があるかもしれない!と常に自分が盾を持って身構えておくことも必要じゃないかと考えました。

詭弁を盾でしっかりと防いで、自分の意見を物怖じせず伝えたいですね。

 

4)意見交換の前には皆の当たり前をそろえよう

意見を交換する前に、皆が目標とする着地点をそろえておくことはとても重要だとこの本で学びました。

例えば、友人3人でご飯を食べに行こうとなった時に、3人が目標とする着地点がそれぞれ違うと意見は、ただぶつかり合うだけで前に進まなくなるというのです。

じゃっきー
着地点が、「食事といえば定食屋でがっつり食べたい」、「フレンチで穏やかに過ごしたい」、「ファーストフードで気軽に済ませたい」とバラバラだった場合には、うまく話しが進みませんよね。

ご飯を食べに行こうとするのであれば、何を食べたいと思っているのか?どこへ行きたいのか?といった本音や思い込みを確認しておかないと、その人の提案や主張している理由が理解できずに、ケンカになってしまったり、議論がかみ合わなかったりするそうなんです。

私の勤める職場でも職員が30名いまして、思いも性格も多様な人の集まりです。

例えば「風通しの良い職場にしよう」というテーマで話し合った時に、その着地点が、『上司に意見が言いやすい職場』なのか、『あいさつがいつでもできる職場』なのか、『休みが取りやすい職場』なのかで全然ちがってきます。

皆が思う「風通しの良い」という着地点がバラバラだと上手くまとまるのに時間がかかる気がします。

じゃっきー
意見交換の前には、課題に対する皆の当たり前や本音を確認して共有し、議論がスムーズになるように心がけたいものです。

 

5)即実践で使える鉄板の口ぐせをマスターする

即実践で使える鉄板の2つの口ぐせ

  • 『そもそも』・・・問題を構造化する
  • 『あえて』・・・なんらかの理由があることを相手に伝えることができる

問題や課題には複数の原因が存在し、しかもお互いが影響しあっています。

ですから、その原因にふみこんで、原因とその相互の関係を明らかにすることが大切だと述べられています。

じゃっきー
これを「問題の構造化」と言うそうです。

構造化とは、全体を部分へと整理しながら分解していくこと

この問題を構造化する時に、おすすめの口ぐせが「そもそも」なんだそうです。

「そもそも、根本的な原因は?」といった具合に使うと、脳は、他の現象に目を奪われることなく、本質的な原因にせまってくれるというのです。

まさに問題の真因をさぐる鉄板の口ぐせであると著者は述べています。

 

じゃっきー
また、口ぐせによって相手に影響を及ぼすことができるものもあるそうです。

それが「あえて」という口ぐせです。

「あえて」には、直接は言葉に出さずになんらかの理由があることを相手に伝えることができるのだそうです。

じゃっきー
確かに!私の職場にも「あえて」を使っている男性がいますが、「あ、何か意図があってしているんだな。」とこちらが勝手に思っていて、妙に説得力があるように聞こえます。

しかも「あえて」の後に、その意図や理由を言うと、さらに相手の納得感が一段上がると言われています。

  • これとは逆に、「とりあえず」という言葉があるのですが、これを使うといかにも場当たり的な印象をあたえてしまうのだそうです。
  • 例え良い案だとしても、他にアイデアがないのかというイメージをもたれてしまいます。

私は「あえて」よりも「とりあえず」をよく使っていたので、今度から「あえて」を実践に取り入れたいと心に誓いました。

さらに、「あえて」にはもう1つ効果があるそうで、発言者の覚悟を伝えられるというのです。

会議の場なんかで、「反論もいろいろあるかもしれません。しかし、あえて私はこうしました。」というと、自分の覚悟を言葉に乗せられるのです。

プレゼンや交渉などの勝負どころの実践で使ってみたくなりますね。

 

3 まとめ

ロジカル会話術はいかがだったでしょうか。

これからの時代自分の中でロジカルに考えているだけの待ちの姿勢ではダメなんだという著者の強い願いも込められている気がします。

本書は他者としっかりと対話し、組み立てた自分の意見を的確に伝えるための実践的な方法を学べる一冊です。

さらに、著者はロジカル会話術を学んで実践し、習慣化して身につけることの重要性を述べています。

習慣化の方法については、本ブログで一度、別書籍で紹介していますので参考にご覧いただければ幸いです。

また、今回、本ブログで紹介したロジカル会話術は本書の一部の技術を紹介したにすぎません。

ぜひ本書を手に取って読んでいただきたいです。

じゃっきー
ではまた。

 

4 書籍情報

発行日 2018年6月24日

監修 船川淳志

発行所 株式会社双葉社

 

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