はじめに
都会に住んでいると、田舎へ帰省したくてもできない。
そうやって自分を含め日本全体が今までずっと感染を広げないように頑張ってきましたよね。
2021年9月30日に新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の解除を受け、まだまだ気を緩めてはいけませんが、ウイルス感染が小康状態になってきました。
なんと2021年11月22日現在では、兵庫県&愛媛県の新型コロナウイルスの新規感染者は0(ゼロ)になっています!(すごい!)
これから12月、1月と寒くなり、新型コロナウイルス第6波が来るかもしれない。
はたまたインフルエンザの流行でコロナウイルスとあいまって混沌とすることも予測されます。
よし!帰省するなら今しかない!
妻と2人で思い立ったら、すぐ行動に移っていました。
会えるときに会いに行っておかねばきっと後悔する。
私は勤め先の病院へ帰省申請を出して許可を得ました。
11月20日土曜日。子どもたちの音楽発表会が終わったその足でマイカーに乗り込み、高速道路を使って実家のある愛媛へ旅立った(帰省した)のです。
愛媛では
- 久しぶりの実家で両親や姉の顔を見て安心し
- 子どもの頃遊んだ道を自分の子どもたちを連れて懐かしみ
- ちょうど収穫時期の柿を摘み取り
- 小さな川で川遊びする子どもたちを眺め
- 2年間できていなかったお墓参りをし
- 親族で焼肉を食べにいく
という”いつもの帰省の醍醐味”を味わってきました。
今日は「そんなありふれた日常が本当に幸せなんだなぁ。」と感じることができたので皆さんにもおすそ分けです。
本記事を読んでくださった方が少しでもほっこりしていただけたら嬉しいです。
夜の瀬戸大橋はキレイ
夕方16:30頃から兵庫県を出発し、18時すぎには四国への玄関口「瀬戸大橋」に到着しました。
妻と子どもたちが与島SAに寄りたいというので一時休息へ。
子どもたちは早くもお土産のキーホルダーを購入し、岡山銘菓のきび団子をゲットです。
展望台に登ってライトアップされた瀬戸大橋に目をやると本当に美しい。
昼間の瀬戸大橋も圧巻ですが、夜にライトアップされた瀬戸大橋も格別ですね。
四国へお越しの際は与島SAの展望台から見る瀬戸大橋をオススメします!
ぜひご覧くださいませ。
サービスエリアに寄るとすぐに時間が過ぎてしまうので、うかうかしてはいられません。
目的地は岡山県や香川県ではありません。
目指すは愛媛県。
先を急がねば深夜になってしまいますので、美しい景色を尻目に出発です。
ここで運転手は妻に交代です。
与島SAは高速道路の本線へ戻るときに分岐点があるのですが、
っと奈良県出身の妻は大慌て(笑)
四国四国!危うく岡山県へ逆戻りするところでした。
皆さんも与島SAをご利用される場合はお気をつけくださいね。
実家に到着。両親は変わらず元気で安心。
22時前に実家へ到着。
両親が変わりなく「おかえり〜。」と出迎えてくれました。
子どもたちは愛媛が久しぶりなので玄関先にて家に入っていいのかどうか分からずモジモジしています。
すぐに慣れていましたけどね。
今は亡き私の祖父母にも手を合わせて帰省を報告し、母が用意してくれたカレーを食べます。
両親の前では私も子どもに戻れます。
「お母さん、高速道路が混んでなくて良かったわ〜。」など、たわいのない話をしてくつろぎました。
母が
とのこと。
子どもたちは柿畑が楽しみで喜んでいます。
散歩&魚取りへ
次の日、朝起きると長男は魚取りに行きたいと言います。
「愛媛に行ったら近くの川で魚取りがしたい。」と常々言っていたので、行くことになりました。
柿畑へ向かう道中、懐かしの道を散歩をしながら川へ寄って魚取りにチャレンジすることに。
散歩の途中では、
などと話をしながら、自分が子どもだった頃遊んだ場所を自分の子どもたちに紹介できることが新鮮で嬉しかったです。
※私が子どもの頃よく遊んだ神社で仁王立ちする長男と次男
寒さをもろともせず川に入る長男
川につくと、長男はズボンを膝までまくし上げて川の中に入って行きます。
11月下旬の冷たい川をもろともせず、
と子どもってすごいな〜と思って見ていました。
長男に向かって
「お父さんも魚取りが好きで川に来てたけど、11月下旬にはあんまり入ってなかったで。」
と声をかけましたが、長男は夢中で川の中を歩いていましたね。
柿を収穫へ
両親は本業をリタイアした後、祖父母から続いている柿、みかん、お米といった農業をやっています。
11月はちょうど柿の出荷シーズン。父は木の上に登ってどんどん柿を摘んでいきます。
小学校3年生の甥っ子が父が摘んだ柿をキャッチして、地べたに置きます。
- 地べたに積まれた柿に残った枝をキレイにTの字にハサミで切って整えてカゴに入れる。
- カゴにいっぱい柿が貯まったら、柿の大きさを仕分けしている母のところまで運んで行く。
この2つの作業が妻と私の役目でした。
戦力外は小学校1年生の甥っ子とウチの小学校2年生の次男(笑)。
ウチの小学校4年生の長男と中学校1年生の甥っ子がタッグを組んで、父が取り残した柿を木に登って摘んでいました。
※木に登って柿を摘む長男
午後3時前に本日のノルマが完了し柿の収穫を終えました。
41歳になった私ですが、昔は「柿を摘む手伝いなんて嫌だなぁ。早く遊びに行きたい。」と思っていたのに、今では家族で柿を収穫しているこの時間がとても愛おしく感じました。
時は確実に流れていき、それとともに自分が何を大切にしているかを知るときがきます。
自分が大切にしているものがわかった時は、その気持ちに忠実に生きていかなければ必ず後悔すると思います。
川海老がいっぱい
柿の収穫が終了となると、子どもたちは待っていましたとばかりに近くの小川にレッツゴーです。
川海老がいっぱい獲れるのだそうです。
※獲った川海老がこちら!ウジャウジャいる〜。
ウチの息子たちと甥っ子2人の合計4人がわいわい言いながらアミや素手で川海老をとって遊んでいます。
約2年も会ってなかったのに仲良く遊ぶ4人を見て「毎年会わせてやりたいなぁ。」と思っていました。
小学生のころのこういう思い出って、めっちゃ大切ですもんね。
長男が記念に写真を撮ってというので、記念にパシャリ。
仲良し4人兄弟みたいで良い写真が取れました。
まとめ
実家のある愛媛県に帰省した平凡な1日でしたが、2年ぶりの帰省とあってめっちゃ充実した1日になりました。
両親の元気な顔に安堵するとともに、変わらない実家・地元にノスタルジーを感じていました。
お手伝いが嫌だった柿の収穫でさえも進んでできるようになるのですから、人間はいつまでも変わっていけますね。
夜は久しぶりに親族で焼肉へ
- 弟と義理の妹、姪っ子が合流
- 甥っ子3人と我が家4人
- そして両親
合計12名の大所帯で焼肉店を訪れました。
久しぶりに父親とお酒を酌み交わせて本当に楽しかったです。
私がお酒を飲むのはほんとこういう時だけ。
妻と2人でお墓参り
焼肉前には、楽しそうに遊んでいる子どもたちはそのままにしておいて、妻と2人でお墓参りへ。
父方と母方の両方のお墓へ参って来ました。
欲は何も出しません。
ただウチの家族・親族全員が「健康」でありますように。
それだけをお祈りしてきたんです。
「おじいちゃん、おばあちゃん、お久しぶり。どうかウチの皆んなを健康にお守りください。」
そう静かに手を合わせました。
「やっぱり愛媛の実家への帰省は良いもんだなぁ。」と思いました。
「コロナが無くなって、こうやって帰省できるのが普通になったらいいね。」と母と笑って話しました。
日本中の帰省したい人たちが、1日でも早く帰省して笑顔がいっぱいになりますように。
そう心から願っています。