- お金持ちになって今の仕事を早く辞めたい!
- 資産運用の配当だけでゆうゆうと過ごし、自分のやりたい仕事をしたい!
こんなふうに大いなる野望を抱いて副業を始めたひとも多いのではないでしょうか?
わたしもその1人です。
「なぜ自分はみんなと同じように稼ぐことができないんだろう?」
そう途方に暮れていました。
そんなある日1冊の本に出会います。
著者本田健氏の
『ユダヤ人大富豪の教え』
です。
本書を読んだわたしは『稼ぎ方の神髄』を目にしました。
その神髄とは
与える人はお金持ちになる
というのです。
お金を稼ぐためには、様々な極意やテクニックがあるのかもしれません。
ただ、もっともお金を稼ぐのに大事なことは、
『相手のことを考え与えて、喜んでもらう』
とってもシンプルな構造だったのです。
本記事では与える人を「お金儲けよりも、お客さんにどう喜んでもらうかを考える人」と定義します。
自分がお金持ちになるにはどうしたらいいのか?
「我、我、我」の中にいた私にやわらかい光が差し込んだようでした。
この8つの特徴をいつも頭の片隅におくことで、まずは心が大富豪のように豊かになれる気がします。
そこからゆっくりと進んでいこうと思います。
お金を稼ぐための法則
あなたがこれからの人生でお金を稼ぐ上で、大前提となる法則を覚えておく必要があります。
その法則が
自分が提供したサービスの量と質=自分が受け取る報酬額
という法則です。
- スーパーのレジを黙々とこなす人は、それに見合ったお金をもらう。
- 会社勤めをすると、決まった分だけの給料をもらう。
- YouTuberは視聴してもらうことで、世界中の視聴者にたくさんの学びや夢や喜びを与えるので、たくさんのお金をもらう。
自分が将来提供するサービスがそのまま報酬になってくるんです。
わたしたちのような給料をもらっている人間は、仕事に行くのがおっくうなので、
女性
給料日はまだかな。
男性
早く休日になってほしい。
と願い、人からもらえるものにしか興味を示していません。
事業で成功している人たちは、その仕事を辞めるのがむずかしいくらい、自分がしている仕事を愛しているのだそうです。
自分がやっていることを楽しんで、次は何をしようか、どんなことをやろうかと与えることばかり考えます。
ですから、ますますお金持ちになっていく。
私たちが第一に考えることは、
稼ぐことを意識せずに、どうやったらお客さんを楽しませ喜ばせられるだろうか
です。
この考えが定着すれば、成功は間違いありません。
『与える人はお金持ちになる』先人の知恵から学ぶ8つの特徴
幸せに成功するには自分の大好きなことをやる
与える人は、自分の大好きなことをやっています。
あなたは自分のことをどれだけ知っているでしょうか?
と意外にわからない人が多いと思います。
特に自分が
「これは自分が苦も無く何時間でもやってられる」
というような”大好きなもの”を言える人はわずかではないでしょうか。
しかし、幸せに成功をするためには
自分の大好きなことをやる
が大切だというんです。
本では花屋を例にしてお話がされています。
利益ばかり考える花屋
- 1本サービスすると儲けが少なくなる
- ラッピングは有料にして少しでも稼ごう
- もっとたくさん買わせるにはどうしよう
客の喜びを考える花屋
- 1本サービスすると喜ぶかな
- ラッピングは無料にしてキレイに巻こう
- もっと喜んでもらうにはどうしよう
誰が見ても、自分が客なら「客の喜びを考える花屋」に行きたいと思うでしょう。
人は好きなことしている人間を応援したくなるものだそうです。
花屋の例でいうと、自分のために笑顔で素晴らしい対応とサービスをしてくれたお店なら
「花を買うならあのお店」
となりますよね。
「好きなことがわからない人」は今やっていることに全力をつくす
そんな人は副業で自分の好きなことを少しずつやってみる、
「好きなことを探すリハビリ」が良いとのことです。
正直なところ私もリハビリ中です。
これまでの人生で「好きなことを全力でやろう」なんて思ってもなかったですから、「大好き」なんて仕事はありません。
せいぜい、キライではないくらいですね(笑)。
副業で成功したあとに自分の好きなことをたくさんやってやる!
と思ってました。
初めての副業では、本が好きだしカンタンに稼げそうだから「古本せどり」をやってみましたが、辞めてしまいました。
今思えば、稼ぐことを優先し好きになり切れなかったのかなと思います。
- 「自分がやりたいことを知ること」
- 「今やっていることを愛すること」
の2つです。
今までの生活では、自分の好きなことをはっきりと考えずに、親や周りの目を気にして生きてきました。
ですから、現在副業では自分からやりたいと思った「ブログ」を始めて続けています。
ブログは面白いし、コツコツやる私に向いてると思っています。
- 「楽しい~!」と思って筆が走るときもあれば、
- 「書くのめんどくさい。」と思うときもある。
大好きな仕事は恋愛のようなものだと言うんです。
いくら大好きなものでも、ときには「めんどくさい」「飽きた」と感じることもあります。
ただ、その感情をひっくるめて「大好きだ」と思えるかどうかです。
大好きなことに出会うためには、まず今やっていることがなんであっても全力を注ぐことです。
副業にわざわざ自分がやりたくないものを選んでいる人はいないでしょう。
今やっていることに全力で取り組んでみましょう。
全力で取り組んでよりいっそう好きになれば、おのずと道は開けるのだそうです。
得意なことと、好きなことは違う
わたしたちは自分の「得意なこと」と「好きなこと」を一緒にしないように注意しなければなりません。
自分の得意なこと
- アドレナリンが出るようなワクワク感がある
- 大好きなことをやっているように見える
- 隠された「大物に見られたい」といった動機がある
好きなこと
- 静かで落ち着いたもの
- やっているだけで楽しくてしょうがない
- 時間を忘れてしまう
- 周りの評価を気にしない
ほめられることや、お金をもらえなくても、やっているだけで楽しいことが「好きなこと」です。
別記事で紹介していますので、ぜひご一読くださいませ。
本書の中にも書かれていますが、
わたしを含め、ほとんどの人が給料の高さや休みの多さ、そして安定を重視して仕事を選んでいたでしょう。
その選択が自分たちを苦しめていることに気づいてもいませんでした。
月曜日から金曜日まで耐える日々を送るのですからね。
わたしが受けたきた教育では「好きを仕事にする」という選択肢が見えないほど小さかった。
- 勉強していい会社に入る
- 公務員になったら将来安泰
そういった謳い文句が王道でしたから。
このまま職場に依存していたら、お金に苦労し続けてしまう。
何か行動を起こさないと!
と思ってやり始めた副業は、好きなことに没頭できるように全力で楽しみます。
自分の望む現実に意識をフォーカスできる
「どうせ頑張っても自分はお金持ちになれない。」
副業に頑張って取り組んでいても、どこかあなたの心の奥底にこんな気持ちがありませんか?
人間の脳は自分が発する言葉や思いに正直に反応します。
自分が「お金持ちになれない」と思っていると、導かれるままに「お金持ちになれない」ように出来ているんです。
裏を返せば、自分には良いことが起こると思っていると、実際に良いことが舞い込んで来るのです。
だから大切なのは
自分が望む現実に、しっかりと意識を向けること
です。
ネガティブな意識に集中するのではなく、自分は「人を幸せにできる」といったポジティブな意識を持つ。
自分が将来こうなりたいという目標を立てる
あなたが普通と違った人生を望むなら、目標をしっかりと決めなければなりません。
目標と聞くと誰もが「めんどくさい」と思うかもしれません。
しかし、自分が望む方向性が決まっていないのに、いったいどこへ向かえばいいのでしょう?
本書にはレストランを例えとして、とても分かりやすく目標の大切さが示されていました。
目標の大切さ
レストランに入り、ウェイトレスから「ご注文は?」と聞かれる。
注文をしないあなたにウェイトレスは困惑し、ひとまずオーダーを通します。
注文をしなかった自分には、周りのみんなと同じ定食が運ばれてくる。
「あぁ。この定食じゃないや。わたしが食べたいのは。」
そう思っても、人生という時間の定食は戻ってきてくれません。
そんな後悔をしないために、ウェイトレスから注文を聞かれたら、
- どんな仕事がしたいのか
- どういう人生を望んでいるのか
1つひとつはっきりと伝えればいい。
行動リストを書いて、その通りに行動する。
そうすると注文通りの人生がやってきます。
とてもシンプルなのです。
なぜ目標達成に失敗するのか
- すべきことを目標にしている
- 目標を達成するモチベーションがない
- 具体的なステップがない
- 期限がない
上記の失敗例に気をつけて目標を立ててみましょう。
与える人はしなくてはならないことが少ない
与える人はいつしか成功し、自分の生活の中で
しなくてはならないことがとても少ない
と言います。
朝起きてから夜寝るまで、すべての時間が自分のものです。
- 通勤もいらない
- 誰かに気を遣う必要もない
朝起きたと同時に
とさわやかな気分で考えることでしょう。
仕事、家事、料理、買い物はしたいときにすればいいし、
したくなければ頼めばいいし、やらなくてもいい。
そんな生活に憧れます。
一方、わたしのような庶民は
庶民の1日
- 朝起きて副業する
- 子どもたちを起こして学校に活かせる
- 家を出て電車で通勤
- 職場で看護師する
- 帰って浴槽を洗って入浴する
- ご飯食べて寝る
本業の看護師をいかに効率的に終わらせて定時退社するかに気をめぐらせて、
朝夕に少しでも副業する時間をとるという意識に全集中する。
こんな生活を送っていては、意識せず生きていると、
人生で自分の好きなことは何かなんて考えている余裕もありませんね。
この余裕のない生活から抜け出したいと思った人は、一足先に自分と向き合って人生を変えています。
人の器を見極められる
相手の人間性を見るためには、
その人が直接に「利害関係」のない他人をどう扱うか
に目をやることです。
レストランでのウェイトレスや清掃員、ホテルマンといった他人をどう扱うかを観察していれば、人間性が見えてくるというんです。
人間ができていれば、利害関係のない他人にも丁寧に接します。
しかし、人間ができていない人は
自分より目下と判断した他人をそまつに扱う
ものです。
良い人脈のパワーを知っている
与える人は良い人脈のパワーを理解しています。
良い人脈のパワーは2つです。
- 多くの人に助けてもらっている意識をもつ
- 専門家の協力が得られる
多くの人に助けてもらっている意識をもつ
成功を目指す多くの人たちが、すべて自分の力で成し遂げようとするのは大きな間違いです。
なぜなら、
成功とは多くの人たちに支えられて初めて成し得ることだからです。
このことに気づいていない人は非常に危うい。
自分の会社の商品をお客さんに買ってもらって良い口コミをしてもらわなければ、もちろん成功はありえません。
さらに会社を創業するときに協力してくれた銀行や会社の内装をしてくれた内装業者、
PC機材などの業者、社内を清潔にたもってくれる清掃業者まで
様々な人たちの協力があって成功に至っていることを理解しておかなければなりません。
与える人になり、成功している人は
あなたがいるから今の自分がある
ということを常に伝えられるように努力をし、さらなるファンを獲得して成功の積み上げを実現しているのです。
専門家の協力が得られる
長くても100年ほどでしょうか。
この短い期間に「何でも自分でやってしまおう」と考える人がいるかもしれませんが、
なぜなら、自分の大好きなことをやっている時間の合間をぬって専門的な知識や技術を身につけようとしても、
その専門分野に何十年もついやした専門家にはかなわないからです。
時間は限られています。
自分には大好きなことをやる以外に、専門分野へ力をそそぐ時間などないのです。
では、どうすればいいのか?
専門家の知識をうまく活用する力をやしなうんです。
投資、法律、医療、健康、美術、デザインなど、
自分の専門外のことは、その道の専門家に応援してもらえばいい。
成功したければ、たったひとつ。
自分よりも優秀な専門家のチームを組むことで、成功へのステップを踏み外すことなく歩いていくことができます。
お金にいいエネルギーを入れられる
あなたは今までお金を使うときに、どのような気持ちでお金を送り出していますか?
という人がほとんどですよね。
お金を使うときに「感謝」や「愛情」を込めて相手に渡すと、それが巡りめぐって自分へ帰ってくるというんです。
ウソか誠かは知る由もありません。
ただお金を気持ちよく使うことは、相手にもそのポジティブな気持ちが伝わるような感じはします。
そのポジティブな感情が相手に伝わり、その相手から周りに伝わって、最後に自分へ帰ってくる。
ちょっとスピリチュアルなにおいがしますが、
そういう神秘的な何かって意外にあると思うんですよね。
良いことも悪いことも受け入れる
- 何を失敗と捉えるか
- 良いことも悪いことも受け入れる
この2点について、最後にお話します。
何を失敗と捉えるか
この失敗の捉え方について、エジソンのおもしろい話があります。
しかし、そんなエジソンも、うまくいかなかった失敗実験は1万件近くあるそうです。
このすさまじい数の失敗をエジソンはこう思っていた。
1万回近くのうまくいかなかった方法を見つけただけ。
そうなんです。
失敗とはあきらめてしまった時に起こる現実
あきらめなければ「うまくいかない方法を探し出した」ことになります。
解釈1つで全く別の感情になりますよね。
良いことも悪いことも受け入れる
実は「人生に良いことも悪いこともない」ということを知っておきましょう。
男性
そんなぁ、悪いことってあるよ~。
という声がここまで聞こえて来そうですね。
しかし、ある一場面で見ると「悪い」と思えた出来事も、長い期間をかけてみれば
あの出来事があったから今こんな良い状態でいられる
以前にこんな記事をご紹介したことがあります。
一時の「良い」「悪い」に流されることなく、どっしりとした心がまえを持つことが大切なのでしょう。
まとめ
お金持ちになりたい
そう願う気持ちを持つ人は多いでしょう。
しかし、それを一番に挙げていては、お金持ちになる日は遠ざかってしまいます。
お金持ちになるには、
- まずは「お金を忘れる」ことから始めると本書に記載されています。
- 次に、大好きなことを仕事にして、それを存分に楽しむ。
- 最後にそれから生まれるものを、相手が喜んでくれるように与える。
「お金持ちになる!」
ただこの一心で副業を始めていましたが、一番大切なことをこの本から学んだ気がします。
稼ぐよりも、先に「与えられる人」を目指し、
今回の8つの特徴をしっかりと身につけられるように日々積み上げていきたいと思います。
お金に関して情報を発信しているYouTuberさんがオススメされていたので手に取りました。
この本はまさに『全くの庶民がお金持ちになる思考を手に入れる必読の1冊』でした!
本ブログ記事はこの本を参考にして書いたものです。
お金持ちになるための思考、姿勢、言動など
という内容で一気読みしてしまいました。
わたしの副業や普段の生活に対する姿勢もどんどんと変わっていくでしょう。
将来「絶対稼ぐんだ!」と思っているあなたは『読むべきオススメの一冊』です!