こんにちは。

突然ですが、
子どもが風邪を引いたり、体調を崩したりして急に仕事を休まないといけなくなったとき、職場を休みづらいですよね?

わが家では夫の私が正職員で妻がパートの関係上、
子どもの急な体調不良には、妻が対応すること多くなっています。
この現状はわが家が特別というわけではなく、
今の日本において、このテーマで悩まれる方はやはり女性の方が多いと思います。
しかし、
「このままではいけない。」
というのが心の隅にあって、

子育てと仕事がしっかり両立できるように職場を整えることが、
私の管理職としての仕事だと思っています。
看護師という職業は女性が多く、


私の職場では子育てしながら勤務されている方も多く、いつも楽しそうに働いてくれてます。
今日も

と私にニコニコあいさつして帰ってくれたママさん看護師もいます。
ママさん看護師たちは、まだまだ小さなお子さんを育てている方も多く、
もちろん病気で休まれることも多々あります。
昨今は、男性でも育休を取得できる等、職場でも子育てへの理解が得られやすくなってきているものの、

確かに働く女性が増えていますが、日本の職場での男性比率はまだまだ多く、
女性の視点からの理解が得にくいところがあります。
しかし、

生産性があがるのでしょうか?
私は決して生産性が上がらないと思います。
看護師で言えば、
病院で働く年齢層は20代と比べて30代の子育て世代がグッと低くなっています。
どの職場でも言えると思いますが、
この30代のフレッシュで経験豊富な女性たちが元気いっぱい働けるようにしていく必要がある
と思います。
幸いにも看護師で女性が多いウチの職場は、
子育てしながら働くことにとても理解ある職場だと感じています。
私自身、2児の子育て真っ最中の父親ですので、

今回「管理職の立場」から、子どもさんが体調不良で欠勤する時は、
「これから示す5つの行動をとってほしい。」
と思っていて、

前置きが長くなりましたが、
以下の5つの項目に意識を向け行動することで、
職場とうまくコミュニケーションをとりながら、しっかりとお休みすることができる
と考えています。
本記事を読んだあなたが、子どもの体調不良時に安心してお休みでき、
お休みの後も元気に職場で働けることを心から応援しています。
1 家族(子ども)を第一に考え優先する

職場のことを第一に考えたりしていませんか?

これは紛れもない事実で、あなたの代わりはいません。
子どもが体調不良であれば、子どもの調子を最優先に考えていただいて、
休みを取っていただきたいと思っています。
自分が休むと迷惑をかけてしまうと誰もが思ってしまうでしょうが、

私の職場であれば仕事は回りますし、その日の仕事量を減らしてでも回しますので、
仕事のことは気にせず子どもに目を向けてあげてください。
もし、私の子どもが体調不良で妻が仕事の休みを取れない場合は、
私は子どもを第一に考えて休みを取ります。

2 休み連絡は電話で行う

最近ではLINEやメール、Twitterといった媒体もあって、
上司に休み連絡をLINEで連絡するといった方がいるのかもしれません。
20代では、電話とLINEの差がないと認識していたり、
時間の使い方が効率的と考えている人もいたりします。
上司の側も連絡をしない無断欠勤よりかは、

と捉えるかたもいるそうです。
しかし、
やはり急なお休みをいただく連絡ですので、
顔を見せて話ができないのですから、

3 子どもの病状と休む理由を報告し仕事について確認する

まずは、子どもの状況を報告しましょう。

夜に座薬を入れたのですが、朝も39.0℃と熱が下がりません。」
次に、休む理由を伝えます。

病院に連れていきたいと思いますので、お休みをさせていただけませんでしょうか。」
- 自分が休みを取らなければ子どもを看病できないこと
- 病院に連れていくことができないこと
をはっきりと伝えることが大切です。
私の職場であれば、
この時点で「仕事に来なさい」という人は誰もいません。
私ならひとつ返事で

となります。
最後に、
あなたがする予定であった仕事等があれば必ず連絡をしておきましょう。
「休むことができた」と安心すると、忘れてしまいがちなので注意してくださいね。
それ以外は、上司から確認がなければ、その日の仕事の調整は職場がやってくれますので、
思い切って任せておけば良いと思います。
4 休み明けの出勤時は「すみません」よりも「ありがとうございました」

子どもの体調不良で欠勤した時は、どうしても
「みんなに迷惑をかけてしまった。」
という思いが先行してしまいます。
出勤時に、

と伝えることが多いと思います。
しかし、
このままだと「すみません。」というネガティブな発言のままで終わってしまいます。

ネガティブな発言のまま終わると、
今回の子どもの体調不良で欠勤したことが、ネガティブな行動となって自分にインプットされてしまいます。

子どもの体調不良のために、親として当然の行動をとったにすぎません。
むしろプラスであり、ポジティブな行動です。

特に自分の言葉は一番身近で、一番自分に影響を及ぼします。
ですから、休み明けの出勤時には前向きな言葉を用いて、このように伝えれば良いでしょう。

その後に、

と感謝の気持ちを添えておきましょう。

私の人生の参考書「ありがとうのすごい秘密」の著者:小林正観氏はこう言っています。
自分の力でするのは、3番目か4番目でいい。
最優先に考えるのは甘えること。
甘えられるというのは、それだけでありがたいことなのです。
甘えるのが申し訳ないと思っている人は、なぜ申し訳ないと思うかというと、心の底から「ありがとう」を言わないからです。
甘えて、甘えて、そして心の底から「ありがとう」と言うことができたら、そこで本当にいいコミュニケーションができます。
※「ありがとうのすごい秘密」より引用
周りの人も感謝されて嫌な気持ちになる人は一人もいません。

職場の人たちと心を通わせていくことが大切です。
5 パートナーと共に対応する

子どもの急な体調不良で、

近くに実の両親が居れば、助けを求めることができるかもしれませんが、
実家は遠方で協力が得られない家庭も多いはずです。
そんな時は、

男性は「奥さんがやって当たり前」という考えを早々に捨て去りましょう。
当たり前のことですが、子どもは二人の子どもです。
どちらか片方に負担がいくのはおかしな話です。
これまでさも子育てにずっと関わっていたように話していますが、
実はわたしの子どもが乳児の頃、

育児、家事全般をほぼ任せきりだったのです。
しかしながら、

看護師の現場に戻り、今までの「子育てへの姿勢」を反省し考えを改めました。
私は元々、子どもたちにしっかり関わりたいという気持ちを持っていました。
ですが休みになると自分がしたいことを優先にして、

妻もそういう態度にすごくイライラしていたと思います。
しかし、

私には息子が2人いて、長男がもうすぐ幼稚園卒業を間近に控えていました。
朝、2人を自転車に乗せて園まで送っていた時に、子どもたちがとても喜んでいる姿を目にしました。


自転車でこうやって2人を乗せて、子どもたちと話をしながら、
3月の春風を感じて通園するのが、もう最後なんだなと思うと、
「ちゃんと父親をやってんのか?」
と自分に問いかけていました。

って痛感したんです。
今、私が子育てで実際にやれていることは、
子育てでやれてること
- 仕事が休みの日の幼稚園の送り迎え
- 毎日一緒にお風呂に入る
- 歯磨き
- 宿題を見る
です。
家事は、
家事でできていること
- 洗濯を干すのを手伝う
- お風呂の掃除
- 家のゴミ集め・ゴミ捨て
- 食べた食器を下げる
です。

上記に書いたことは、
「自分の仕事だから妻には譲らない」
という意気込みでやっています。
子どもが体調不良になったときも同じです。
急な休みは取れないかもしれないけれど、
自分が父親としてできることは何かを常に考え、
病院に連れていくなど、パートナーと協力して関わっていくことが重要だと考えます。
まとめ

「子どもの体調不良で欠勤する時にあなたが考え行うべき事」5選
についてお話させていただきました。
職場の子育てに関する考え方はアップデートされ柔軟にはなってきていますが、
まだまだ理解がなされていないところも多々あると思います。
ただ一つ言えることは、
子どもの親はあなた以外にはおらず他に代わりがいないということです。
そこを中心に考えていただいて、
職場に対しては誠実に対応を取っていただくと十分だと考えています。
本記事を読んだあなたが子どもの体調不良時に安心してお休みでき、
お休みの後も元気に職場で働けることを心から願っています。

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