はじめに
あの米国の大企業でGAFAMの一角であるFacebook社が社名を「メタバース」にちなんで、メタ・プラットフォームズに社名を変更したのはご承知のとおり。
それは未来に向けて「メタバースがさまざまな可能性を莫大に秘めているから」なんです。
という方は、もしかすると時代の潮流に乗り遅れているのかもしれません。
私もまさに皆さんと同じく今勉強し始めたばかり。
Facebook社のCEOマーク・ザッカーバーグが社名を「メタ」に変更したとのニュースをTVで見たときに、
「新型コロナウイルスの蔓延をきっかけとして必ず世界は変わる」
と考え、これは将来に向けて勉強しておく価値があると踏みました。
今回の参考書はこちらの2冊です。
メタバースが初心者にもわかりやすく書かれています。すごく読みやすいです。
NFTについて複数の専門家の意見や見解をまとめた1冊。専門用語が少しむずかしいですが今NFTの最先端をいく内容がおもしろい書籍です。
本日は、
- メタバースとは何か
- Facebook社はなぜ社名を変えるほどに動いたのか
この2点について学びを深めていこうと思います。
メタバースとは何か
メモ
メタバースとは、SF作家ニール・スティーブンスンによる造語だそうで「インターネット上に構築された仮想の三次元空間でアバターなどを用いて接する環境」と言われています。
私たちは毎日現実と向き合い生活をしています。
そんな中で、ふと現実というリアルから離れ、自分と似た価値観をもち、同じような境遇で、同じような目標を持って励まし合いながら、「いいね!」で支え合える場がSNSですよね。
SNSはいわゆる似たもの同士が見つかりやすく集まりやすいため、自分の承認欲求も満たされやすいし、居心地がとても良いわけなんです。
そんな居心地の良さを提供するSNSですが、文字・テキストでの関わりだけであり、SNSとつながっていられるスマホから目を離すと周りは現実です。
それがメタバースなんです。
メタバースではテキストのみの関わりだけでなく、インターネットをとおして仮想空間が提供され、SNSのように居心地が良く、視覚、聴覚、果ては触覚などの五感を通して楽しむことができるようになるかもしれません。
私なら何時間でもメタバースの世界で過ごしてしまいそうです。
メタバースの世界に入るにはどうするのか?
と疑問をもたれる方もいらっしゃるでしょう?
前述したメタ・プラットフォームズ社(旧フェイスブック社:以降メタ社)はこの仮想空間をヘッドマウントディスプレイで実現していくことを開発中なのだそうです。
VR(バーチャルリアリティ)を表現するのに使う、あの頭からかぶるツール(以下:VRヘッドセット)をご想像くださいね。
しかもメタ社による最新の開発では、VRヘッドセットの画像鮮明度はかなり良くなり、パソコンへ有線で接続しないスタンドアロン型も登場して、メタバースが私たちの普段使用へ限りなく近づいてきているのです。
新型コロナウイルス蔓延により変化する世界
日本を含め世界では、これまでもゲームを通して雑談をするということが日常的に行われてきたと言います。
それが新型コロナウイルスの流行によって、より普通の感覚になってきているんです。
ひと昔前では考えられなかったことが、ITの進化により指数関数的に実現されているのがわかります。
他には、ゲームに関心のない人でもコロナ禍ではリアルに集まれないので、Zoomで会議や飲み会を開くといったことが一般的に行われるようになりました。
今ではひとつの集会の開催に際して、現実に集まるのか、リモートで行われるのかを確認するくらいは当たり前になってきているのです。
ある程度は戻るかもしれませんが、リモートで出来ることがたくさんあると分かった今、私たちがその便利さと心地よさを手放すとは思えません。
コロナは決して世界から消え去ることはありませんし、コロナ以外の感染症にも今後備えておく必要があるでしょう。
リモートで仕事が出来るし、会議も行える。
メタバースとセットで重要NFT
メタバースと言えばNFT(Non-Fungible Token:代替不可能トークン)というぐらい、NFTにはきちんと注目をしておかなければなりません。
なぜなら、数年後にはNFTは、私たちがSNSをソーシャルネットワーキングサービスと略さずに言うのと同じように、日常的に使われることがほぼ約束されているからです。
「NFTはどういうものなのか?」
NFTを分かりやすく説明すると「世界にひとつだけのデジタル資産」と意訳されます。
ブロックチェーン技術が使われていて、個別の識別サインを記録できます。
今までのデジタル資産は個別識別ができないため、コピーして偽物を作ってしまうことも容易でした。
たとえばNFT化をすることによって、自分が撮った1枚の写真のデジタルデータを世界に唯一のものとして所有できることになるのです。
ブロックチェーンの特徴として、
- 改ざん・コピーができない
- 価値そのものを移転できる
- 追跡可能で誰でも閲覧できる
という3つの特徴があるのです。
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つまり、メタバースとセットでなぜNFTが重要になってくるかと言いますと、
メタバースの世界にあるデジタル資産(自分が所有している土地、自分で作った建物やアバター、アバターの服、武器、アイテムなど)がNFT化されると、世界で1個しかない価値あるものになります。
NFTは決して改ざんできませんので、同じものは世界にありません。
すると、メタバースで「あの人が着ているピンクの数量限定Tシャツが私も着たい!」と思ったら、メタバースの中で価値あるものとして取引きが行われるようになります。
だんだんとそのような取引きが拡大していくことによって、メタバースの中で経済圏ができていくことになるんです。
メタバースの中で生活が始まり、不動産屋、建築業、雑貨屋、服屋などが生まれビジネスになっていくというのです。
巨大なビッグビジネスチャンスがメタバースには眠っています。
メタバースはFacebook社が社名を変えるほどの可能性を秘める
これまでお話をしてきたように、メタバースは今の社会構造すら変化させる力をもつテクノロジーです。
Facebook社は、「この大きな力の基盤を押さえておきたい」と社名を変えてまで全力で挑戦しているのです。
本によるとメタ社のビジネスはGAFAMの中でも脆弱なのだそうです。
もしGoogleとアップルがアプリストアからFacebookのアプリを排除してしまうと、Facebookには大きな経済的ダメージにつながってしまう。
他社にプラットホームを牛耳られるとはそういうことなのだそうです。
メタ社は、自分たちの揺るがないプラットホームが喉から手がでるほど欲しい。
まとめ
「今後5年以内に誰もが何らかの形でメタバースにいると約束する」
リチャード・ケリス(エヌビディア:NVIDIA の Omniverse 開発プラットフォーム担当バイス プレジデント)は言います。
本記事で紹介したことやお伝えしたことは、メタバースに関する情報のごくごく一部でしかありません。
メタバースに関しては、私も何から始めればいいのか、完全に手探りの状態です。
そこでまずは知ることから始めようと本を手に取り読みました。
- メタバースとは何か?
- メタバースに関わる大企業にはどんな思惑があり何を開発しているのか?
高度なテクノロジーですので一足飛びにはいきませんが、少しずつ知識を蓄え理解して、皆さんとともに学びを深めていけたら嬉しいです。
学校や職場、そしてさまざまな仕事がメタバース内でも行われるようになる日は間違いなく遠くない未来にあるはず。
準備を怠らず、私もチャンスをつかみたいと思っています。
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