はじめに
本記事は、お金と自分の生き方について考えたい方へ向けて書いています。
少しネタバレもありますのでご注意ください。
今お金のことについてお悩みじゃありませんか?
- 収入のこと
- 食費
- 教育費
- レジャー費
- 老後の資金のこと
- etc
など、毎日毎日悩んでいますよね。
「お金がない」「節約しなきゃ」と自分のことになると、アタフタして本当に憂うつな気持ちになります。
しかし、そんな憂うつな気持ちを吹き飛ばしてくれる本を見つけました。
それが本日の記事の参考書籍「3千円の使いかた」です。
自分のことだとオロオロ、あたふたですけど、一点して第三者の視点にたつと、
- 案外冷静になって考えられ
- 行動できるようになり
- 気持ちがスッキリするんです
本書は、御厨家の人々の節約生活をとおして、お金のあり方、生き方について第三者の立場で考えられます。
- 自分たちの視点(娘や息子)
- 父母の視点
- 祖父母の視点
から涙あり、笑いありで一気読みできます。
おもしろくって、私も購入から3日で完読しちゃいました。
読み終わったあと、あったかい気持ちになりスッキリしたんです。
本日は、わたしの共感しまくった3つの場面をお伝えしながら、少し感想をお話しできたらと思います。
本書籍は、2022年「文庫部門第1位」でドラマ化もされ、話題となりました。
ドラマは見逃しちゃいましたが、本は感動でほろっと涙しながら読みました。
皆さんにも手にとって読んでもらいたい1冊です。
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読んでいる途中でドラマキャストが気になり配役を見ましたが、バッチリとハマってて俳優さんたちの顔を思い浮かべながら読んでました♪
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あらすじ
- 御厨家は5人家族
- 祖母(父方)、父と母、真帆(長女)、美帆(次女)
御厨家はの美帆は独身で、将来の目標は「一軒家と保護犬」をもつこと。
真帆は結婚して井戸家に嫁ぎ、少ない収入でやりくりしながらも子どもと夫と幸せな家庭を築いている。
母は父に対して不満を持ちつつも、なんとか生活を成り立たせていて、
祖母は将来の不安や悩みがありながらも、自分の道を手探りで進んでいた。
それぞれのライフステージでのお金の悩みに立ち止まって、自分なりの答えを出しながら「生きる」を描いている。
本書は第1話〜6話までありますが、家族の1人ひとりが主人公となって話が進みます。
共感しまくった場面3選
家計簿
長女「真帆」は子育て世代で、夫と子ども(3歳)1人のごくごく普通の一般家庭。
専業主婦で、夫の少ない収入をなんとかやりくりして生活しています。
毎月給料が入ると、銀行へ行って現金を出し、家賃、食費、レジャー費といったように封筒に振り分けます。
真帆の生活は、子育て世代のわたしにズバズバ刺さって、「あ〜こんなの妻ががんばってやってくれてるな〜。」と共感できるところありまくりです。
ある日、真帆は昔からの女友達と食事会へ行き、お金持ちの人と結婚する友達と自分の生活を比べて凹んでしまいます。
そんなとき祖母から家計簿の話を聞くんです。
家計簿はお金を管理するだけじゃない。
家計簿をとおして計画を立てることが大事。
いくら入ってきて、いくら出ていって、自分が使えるお金はいくらか。
家計簿から将来を計画することができるの。
わたしは生活費を妻にお任せにしていますが、家計簿って自分の将来をつくる大事なツールなんだって感じました。
ほんの少しですが自分にも事業所得があります。
事業所得を増やして、妻や子どもたちと旅行をするのが夢です。
今は通帳を眺めるだけで特に計画性があるわけではありません。
この話を読んで、なんだか家計簿を作って計画をしてみたくなりました。
どんな効果が出るのかは分かりませんが、収支を把握し、適切な自己投資と遊興に使いたいと思います。
稼いだお金は妻が管理
祖母の知り合いの「小森安生(男性)」が真帆の家に遊びにきたときの話です。
真帆の夫「太陽」が安生に向かってこう話しました。
「お金のこととか、投資のこととかは全部、真帆がやっているので。」
安生は自分の給料をすべて妻に渡して、不満も不安もなく生きているこの男(太陽)。
特殊能力を持っていると思うのです。
「こんな人(太陽)にしか、家庭をもったり、子育てをすることはできないだろうなって。」
太陽は続けてこう言います。
「僕はこれがいいんです。女の人が強くて、家を守ってくれる方がうまくいくような気がする。」と。
うわ〜、めっちゃ共感できる〜!って思いました。
私も太陽くんの意見に同意です。
というか、妻と結婚して13年、給料は妻が管理するのが当たり前だと思っていました。
ところが、世間では一般的ではないそうですね。
自分が稼いだ給料は自分で持っておくといったように、別々に管理する家庭もあるそうで。
中には食費だけ渡されて、
これでやりくりしてね。
なんて家庭もある、と妻から聞いたことがあります。
「いろんな家庭があるな〜。」とその時も思いましたけど、
お互いが別々にお金を管理するって、なんだかパートナーを他人として見ているようで、なんだか私にはちょっと合いません。
ほかの家のことをとやかく言うつもりはありませんが、わが家は妻の一括管理でギクシャクもなく穏やかな生活ができています。
結局は自分次第
祖母の知り合いの「小森安生」は稼ぎが少ないし、生活も安定しないのだが、安生が良い(結婚したい)と言ってくれる女性がいる。
次女の美帆は「どこが良かったんだろう?」とつぶやきます。
祖母は美帆のつぶやきに、
子どもを作って生きていくためには、お金よりも彼がいいと思ったんじゃないかね。
少なくとも彼女には。
と返します。
美帆に向かって祖母は続けます。
結局、自分の人生の責任をとるのは美帆(自分)なんだよ。
どんなに親が頑張っても美帆の人生を肩代わりできない。
と。
- お金があっても家庭や彼・彼女とうまくいかず不幸なこともある。
- 家庭や彼・彼女とうまくいってもお金がなくて不幸なこともある。
- お金があっても、イヤだと拒否することもあれば、
- お金がなくてもずっと一緒にいたいと思うこともある。
ようは、常に自分はどうありたいか、自分はどう生きたいか、をきちんと軸に持っていなければならないと考えさせられました。
人間の感情に正解はないですし、個人の生き方にも正解はないのかも。
ただ自分は何を大切にどう生きるか。
これを持っておくことが大切というのはわかりました。
「ドラマは見逃したけど本は面白かった」まとめ
本を読み終わったあと、おもしろかったこと、泣ける場面が何度かあったことを妻に伝えました。
お金の話の小説なのに泣けるんや〜。
と不思議がっていましたが、
この小説はリアルな生活のお金について考えられ、家族との生活や友人との付き合い、自分の生き方まで立ち止まって考えさせられるヒューマンドラマでした。
ネットの口コミで「三千円の使いかた」に関する言葉の意味の伏線回収がなかった、とありました。
確かになかったですけど、「どこにお金を使うかってのも大事だよなぁ。」と思えます。
資本主義社会でお金ってめっちゃ大事ってわかってます。
しかし、お金と同じくらい、人間関係も大事だし、その人たちと過ごす時間もものすごく大切だということに改めて気づける内容でした。
お金も大切にしつつ、それ以上に家族と過ごす時間をもっともっと大切にしようって思えます。
こりゃドラマも見たいなと思う作品でした。
アマプラでも放送してくれ〜♪
ではまた。
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